奥様が育ったマンション、ご両親の変わりに奥様ご夫婦が入居されるにあたって、古いタイプの水廻りの改装と使い勝手の提案が求められた。
とくに浴室・トイレが一体型であったためこの部分の提案が重要ポイントであった。

長いキッチン。動線が長くなってしまい使い勝手が悪い。

よく歩く床の部分がギシギシなっている。

1216タイプの三点式ユニットバス。使い勝手が非常に悪く、浴槽も小さい。

これでは一日の疲れがたまってしまう。

既存の洗面は玄関脇にありました。鏡が小さく覗きこまないとハッキリ見えませんでした。

玄関まわりも少しイメージが暗いので、この機会に一新します。

浴室と一体型であったトイレ空間は一人暮らしならば問題ありませんが、家族となると使う時間が重なるためとても不便でした。

●浴室・トイレ一体型が使いにくい。

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　 浴室・洗面・トイレをそれぞれ独立した空間にするため、洋間の物入れ部分・廊下の空間を
使い。それぞれ独立した空間提案を行った。

●部分的に床が鳴っていた。歩くとギシギシと気になる音がする。床が暗い。

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　 下地の調整をしてから、フローリングを重ねて施工。今までの暗いイメージも一新した。

●キッチン・リビングの区切りがなく使い勝手が悪い。

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　 キッチンを対面式にすることで空間に仕切りをつけた。

施工後

リビングとキッチンとを仕切る間仕切りは、I型キッチンを対面にするためと、キッチン・リビングの空間を仕切る役割をしています。

キッチンを対面式にすることで半端であった空間の仕切りをちょうど良いスペースに。

天井からの下がり壁を撤去して広いLDKに変身。吊り戸棚は背面に取付、開放感を重視した。

　新しい浴室空間のユニットバス。

サイズは今までと同じ１２１６タイプですが同じサイズで全部が浴室です。洗面・脱衣室を新設して限られた空間を有効活用しました。

洗面と脱衣室を浴室に隣接させた。床には水に強い素材のフローリングを使用。　 玄関まわりも床材を一新して明るくなった。

トイレは独立させて、以前の洗面スペースに新規に増設。

奥の柱部分の囲いには、ちょっとした飾り棚をつけ、手前に埋め込み式の収納を取付ました。

BEFOER　リフォーム前のお悩みご要望。

最初はお客様はユニットバスの浴室・トイレが少し広いタイプを探していました。
よくよく話を聞くと一体型との事。図面がなかったため、現地を拝見して既存の間仕切り部分や躯体状況を把握して、すべてを独立させるプランを提案いたしました。

AFTER　リフォーム後の変化。

浴室・トイレを独立させると聞いたときはそんなことが出来るのかびっくりしましたが、それに加えて脱衣室を浴室に隣接させると聞いてさらにびっくりしました。
プラン内容を聞いて夢が膨らんできたので、当初考えていなかった、キッチン部分の改装プランも依頼しました。
出来上がりにはとっても満足です。

新しい生活をはじめるにあたって、一番気がかりだった水廻りのすべてが使いやすくなったのでとっても気に入っています。