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環境で体質が変わる?

それは今から4年前のこと。



当時私はマンションに住んでいました。マンションといっても公団の団地ですが、良いところは全面の敷地が広く緑が多いところで公園も多く、子供たちが遊ぶところに困らない点でした。

私は花粉症でアレルギーもあり、子供たちもかわいそうですがそのアレルギーを少し受け継いでいました。

その団地に住んでから毎年花粉の時期が終わる5月位からひと月ほどセキが出て、時には寝られないような時もありました。
子供たちはそれほどひどくはありませんでしたが、それでも同じようにセキが出て「喘息」という診断が下ったこともありました。

毎年2回、伸びきった敷地の雑草の草刈があり、どうやらその草刈で舞った物に反応していたようです。

その後、8年ほどして子供も大きくなったこともあり、同じ団地のちょっと広くて新しい場所に引越しました。
新しいといっても築20年です。
距離にして歩いて5分ほど。以前の家と違うところは前後に掃き出しの窓があるため風が抜け、すべての部屋が窓に面して、新しいサッシために窓の気密が良かったのでした。
以前の家は南側に無理やり増築していたため部屋の風通しがわるく、窓もガタガタして隙間があるような家でした。
浴室もタイル張りで狭く、床も寒いため自作でヒノキでスノコをつくって置いていました。
頻繁に掃除をしないとカビがはえるようなそんな浴室でした。

引っ越して1年がたち、気がつくとセキが出ません。「あれ?」と思ったのですが外では同じように草刈をしています。
少しは鼻水が出ましたが以前に比べると全然比較になりません。
子供たちに聞いてみても同じでした。

花粉の時期は終わっていたので窓も全開でビュービュー空気の入れ替えをしていました。
部屋の内部にはもちろん草刈で舞った物質は入り込んでいるはずです。
2年が経ちましたがセキが出ません。
むしろ子供たちからは喘息という症状が消えていました。

家を取り巻く環境や家のあり方で今回の変化があったのでは?と自分なりに違いを考えてみました。

浴室はユニットバスに変わり換気扇があるのでカビの問題からも開放されていました。
大きな窓から入る風がすべての部屋の空気の流れを良くしているので、入り込んだアレルギー物質が部屋にとどまらずに、出て行っている。
和室以外がフローリングで掃除機での清掃が簡単なのでホコリがたまりにくい。

などでしょうか?

とにかく引っ越しただけ何かが改善しました。

それまでは咳止め薬やアレルギーの薬を飲んで症状を抑えるしかありませんでしたが、今回のような結果が出ると「なるほど」と思うところがあります。

もしかすると以前の住んでいた所でも、家具の配置や間取り変更で風通しを工夫をして、浴室をカビが発生しにくいような素材に変更する、窓回りの気密性を考えるなど改善すれば同じような結果になったのではないでしょうか?(私は賃貸でしたので出来ませんでしたが・・・)

このように住むところの環境が、人体に影響を及ぼすことがあることを体験したのでした。

現代の、特に都心はプライバシーや土地の広さの関係で風通しや日当たりの確保は難しいのです。

不利な条件を機械的に補いながらより快適な・健康的な生活が送れるようなプランも出来るでしょう。

みなさんも何か気になる事があれば、「場」を変える(変化させる)ことで改善が見込めるかもしれません。